現在、浜松市には色んな国籍の方が多く住まわれています。その生活の中において医療用語や障害福祉に関する用語に困っている外国人市民の方々も少なくありません。
その中で当法人は、医療用語や福祉用語の通訳や翻訳、実際に相談に来られた方には相談支援も行っています。また、専門家や行政機関、支援団体へとつなぐ橋渡しも行っています。
2013年からはHIV/AIDSに対しての支援活動も新たにスタートさせました。この事業は『啓発』『相談・支援』『情報発信』の3つの柱で行っています。
浜松市そして静岡県西部地域全体で困っている方々に対し、国籍を問わず医療・福祉の最新情報を届けられるよう常に情報収集を行い、内容の精査・翻訳を行っています。
■ 事業実績
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HIVへの理解と当事者の居場所作り事業(2014年~2016年)
「HIV感染者(免疫機能障害者)に対する差別や偏見をなくすことと感染拡大の防止、感染者への支援体制の確立」することを目的に、「現在すでに支援を行っている団体と連携を図り啓発活動を行うことと、当事者のため匿名で活動をおこなっている団体を発掘しHIV陽性者やAIDS発症者の社会進出への支援体制の構築」を実施する事業。
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免疫機能障害者に対するMSM層や地域の理解促進と当事者に対する相談支援事業(2014年~2016年)
「HIVに対する地域の理解促進及びMSM層への啓発、悩みを持った人が気軽に入って来られる場所を提供、地域への病気に対する理解」することを目的に、「現在ある資源を活用しながら啓発や相談支援を行う事と、これから活動しようとしている方たちに対し、ピアグループの立ち上げにかかる情報やノウハウの提供」を実施する事業です。 -
多文化社会における外国人市民の治療に関する医療及び福祉支援制度の日本語教育事業(2014年)
静岡県西部地域に在住する外国人市民が、生活していく中で欠かすことのできない医療言語や社会福祉支援制度。自身や家族・子どもに障害があった時の治療において、どのような日本語が使われるのかを勉強し、外国人市民自らが支援制度などの情報を取得・申請・利用できることや、医療において正しい情報を取得して、治療方法の選択ができることを目的とします。 -
免疫機能障害者への支援と理解促進事業(2013年)
「HIV感染者(免疫機能障害者)に対する差別や偏見をなくすこと」と「感染拡大の防止、感染者への支援体制の確立」をすることを目的に「現在すでに支援を行っている団体と連携を図り啓発活動を行うこと」と、当事者のため匿名で活動をおこなっている団体を発掘し「HIV陽性者やAIDS発症者の社会進出への支援体制の構築」を実施する事業です。 -
医療保健支援活動(情報等)の多言語化構築事業(2012年)
浜松市民のための医療配慮についても新しく策定された事項が多く医療環境の情報整備は急務である。新しくうまれたものも既存のものも社会資源として外国人市民に十分な機能をはたせるよう、行政事業や民間の支援事業など連携のための調査活動、資源として情報整理を行いました。
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